第一部 講演会

講演タイトル:『熊本地震 文化財の復興―熊本城と城下町への民間支援―』

講師:矢野 和之氏(高17回・昭和40年卒)、梅谷 佳明氏(高41回・平成元年卒)

講演内容:

熊本地震で大きな被害を受けた熊本城の衝撃的な姿は皆さんも記憶に新しいかと思います。現在着々と復旧工事が進んでおりますが、完了までは20年以上かかるといわれています。また、熊本城が注目される一方で、城下町熊本に残っていた戦前の伝統的木造建築(町屋)の約3割が今回の地震の被害で解体撤去されてしまったという話を聞いたことはあるでしょうか?今年の講演では熊本地震における文化財の被害状況や復旧計画、支援の状況や現状について、発災直後から現地入りして調査や支援にあたってきたお二人のスペシャリストから豊富な写真も交えてお話をお聞きします。

講師紹介
◎矢野 和之氏(高17回・昭和40年卒)
株式会社 文化財保存計画協会 代表取締役/日本イコモス国内委員会事務局長
1946年西原村生まれ。白川小学校、白川中学校、武蔵工業大学(現 東京都市大学)大学院修了。文化財保存計画協会を立ち上げ、文化財保存・活用の専門家として活動。熊本地震の発生直後に現地入りし、歴史的建造物の保存活動に従事。日本財団の支援を受け、英文報告書を刊行し、世界に情報を発信した。

◎梅谷 佳明氏(高41回・平成元年卒)
公益財団法人 日本財団 総務部部長
1970年熊本市生まれ。白坪小学校、花陵中学校、横浜国立大学卒。1994年日本船舶振興会(現・公益財団法人日本財団)入会。山梨県本栖研修所(ボートレース審判員・検査員養成所)、公益福祉部などを経て、2017年6月1日より現職。「平成28年熊本地震」発生後は、日本財団災害復興支援センター熊本本部センター長として熊本に赴任し、1年2ヶ月間被災者支援活動に従事。

熊本のシンボル熊本城。専門家から分かりやすいお話を聞く貴重な機会です。託児サービスも実施していますので、どうぞ皆様ご参加くださいませ